5月20日 農場の風景!


今年はシラー120本を定植しました。スパーシーでタンニンのきいた個性的なワインですが、ここつくばの栗原地域で栽培されたシラーがどのような味になるかを試したいと考えています。しっかりと根付いていることは確認しましたが、驚くべきことに定植したばかりなのに、すでに花穂(房)をつけています。しかもほとんどの樹が。今までに植えた樹種からは考えられないことです。写真でご覧ください。来年100kg程度取れるようなら少量のワインにしてみたいと考えています。

以下の文章はヴァン・ド・フランスとぶどう品種・フランスのぶどう品種百科・シラーから引用したものです。

「栽培地域:シラーは適応しやすい品種です。 しかし、かなり暑く、湿気は少なめの気候を好みます。このため海洋性気候で涼しい、 フランス北西部や南西部では見られません。このため、ローヌ河流域一帯や、ニースからペルピニャンまでの地中海周辺からコルシカ島までで栽培されています。 補助的な目的で、南西部の東側、トゥールーズから遠くない地域でもシラーは栽培されています。ここは、大陸性気候の影響がより強い地域です。フランスでのシラーの栽培の拡大は目覚しく、増え続けており、他を引き離して、世界第一位の生産国です。1958年には1,600ヘクタールでしたが、2006年には67,500ヘクタール以上になりました。」

苗木の品質が良かったのか、台木の状態が優れていたのか、はたまた栗原の粘土っぽい土壌があっていたのか、すでに花穂をつける理由はわかりませんが、今後が楽しみです。

最後に本日、写真のようなステーッカーをいただきました。警察官が届けてくれたものを倉庫入り口ドアと南側壁面に張り付けました。苗木泥棒対策第1弾です。

投稿者: Tsukuba Vineyard

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