8月13日 糖度・酸度計測結果


アタゴの糖酸度計を用いて、圃場内の各種ブドウの状況を把握しました。今後10日置き程度に計測して収穫時期の判断に役立てようと考えています。まずは結果をご覧ください。

()内の数値は酸度を示します。

メルローは酸味が無く、特徴のないフラットな感覚の味でした。やはり、関東では無理かもしれないと感じ始めています。酸のある品種、例えばバルベーラや天恵、マスカットベーリーA(MBA)との混醸が考えられます。バルベーラは思ったよりも酸があり、今後の楽しみな品種です。本数が少ない(10本程度)ので、他の品種と合わせて用いるのが現実的です。MBAはやっと色づき始めた感じですが、その中でも色づきのいいものをサンプリングしました。糖度も酸度も期待できる品種です。天恵、富士の夢は山ブドウのハイブリッドですが、天恵は酸味が強く、個性的な感じのブドウです。それに比べ富士の夢は糖度は上がるものの、酸が少ないことからフラットな印象のワインとなります。

一方、白品種では甲斐ブランはまだ糖度も乗らず、したがって酸度が高く今後の変化を期待したいと思います。果粒は比較的小粒の方です。プティマンサンは昨年と同様、糖度が高い割に酸が残り、特徴のある白ワインとなります。昨年は本数が少なく、あっという間に完売となりました。今年のワインも期待できる品種です。モンドブリエは日本で新しく作出された品種ですが、シャルドネが親になっていることから、糖度もありしかもしっかりとした酸も残るという期待できる品種です。シャルドネは文句なく、いいブドウです。特に上品な香りは白ワイン好きな方にはたまらないでしょう。シャルドネはかなり好んで飲むほうですが、私の圃場におけるシャルドネはおとなしい雰囲気の感じのブドウになっています。プティマンサン以外、本数が少ないことから単体での醸造は無理で3~4種類の混醸が現実的です。

赤用品種
メルロー   13.7(0.80)、14.6(0.78)、13.9(0.83)
バルベーラ  13.5(1.89)、16.5(1.64)
MBA     15.6(1.51)
天恵     15.4(1.30)
富士の夢   15.5(1.40?)、16.7(0.91)
白用品種
甲斐ブラン  12.8(2.07)
プティマンサン17.2(1.33)、16.5(1.79)
甲州      7.9(2.59)
モンドブリエ 17.6(1.43)
シャルドネ  15.4(1.26)

城山君アーカイブから

投稿者: Tsukuba Vineyard

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