12月18日 チガラボで講演しました


茅ヶ崎の駅前にあるコワーキングスペース「チガラボ(https://chiga-lab.com/)」にて、湘南ワイン・プロジェクトの講演会があり、講演してきました。タイトルは「いばらきワイン産業連絡協議会について(ppファイル参照)」ということで、茨城県における連絡協議会の内容を中心にプレゼンしました。湘南ワインの実現に向けての現状の取り組みや栽培・醸造の専門家による試作品の取り組み紹介など、会場は機運を盛り上げる雰囲気で充満していました。

仁木ヒルズのワイン3本とTsukuba Vineyardのワイン3本がテースティングされ、北海道とつくばにおける生産地の違いを皆さん、味わっておりました。

湘南の里山を楽しむ会(https://www.facebook.com/shonansatoyama/)・高橋浩美さんの畑で取れた野菜類の数々が素材を活かした調理方法で提供されていました。

2件の質問が出ました。スイスでの経験から高品質なワインが作られているが、茨城や神奈川でどの程度の品質のワインが望めるのか?、茨城の事例紹介に有った梨畑からブドウ栽培への転換における最大のメリットは何か?などの質問でした。最初の質問には、ヨーロッパ系のブドウを日本の高温・多雨の条件で栽培する際の困難さはあるが、ハウス栽培や完全な雨よけ栽培にてヨーロッパに近いワインができるが、やはり日本独自のワインとして捉える方が良いのでは、そして日本固有種(山葡萄など)などの栽培方法という選択もありますと回答しました。後者の質問には、梨を伐採した後にブドウを植えることで棚をそのまま使用できるので、資金面での節約や農業の継続性にメリットがあることを回答しました。

7月に続き2回目の発表となりましたが、このプロジェクトを運営するグループの行動力と熱い思いが伝わるセミナーでした。

投稿者: Tsukuba Vineyard

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