4日の火曜日に台風の通過で降った雨が梅雨時のまとまった雨だったのではないではないでしょうか。今年の梅雨は空梅雨かも。葡萄にとってはいいことのように考えられますが、先日栽培の専門家の方と話をしていて、灌水の重要性も指摘されていましたので、今後露地栽培でも雨よけと灌水のシステムは必須となるようです。この辺の話は後日詳しく書きます。
茨城県全域に高温注意報が出る中、日曜の朝早くからブドウの整姿・剪定を行いました。樹勢の強いブドウは、どんどん枝を伸ばしてきます。垣根の1.7m高さにある番線を軽く超えて伸びます。果粒の充実以外に貴重な栄養分を消費させないために伸びる枝は切ります。大規模に栽培を行っているところでは、大きな剪定ばさみでガンガン切っていきます。切っても副梢(脇芽)からまたどんどん大きくなってきます。この繰り返しとなります。
本日は写真にあるようにマスカットベーリーAと甲斐ブランの整姿・剪定を行っていました。
写真奥側の甲斐ブランを終了してマスカットベーリーAに入って2本目の支柱のそばの樹でした。一人っ子の卵発見です。何という大胆なことでしょうか?さほど混んでいない葉の間にしっかりと巣を作っていました。
昨年と同じ種類の鳥と思います。卵の大きさがほぼ一緒ですので。困ったなと思いながらも、ソーットしておくしかないとあきらめました。独り言を言っていると少し上の葉にカエルさんがジーッとして、「葉っぱと一緒ですよ」的な感じでたたずんでいました。
30度を軽く超えていますので、10時半で作業を中断して午後2時半ごろから再開する予定です。皆様も熱中症には気を付けてください。



「今年もやられました!」に2件のコメントがあります
ノブ
(2017年7月11日 - 1:16 PM)驚きました!
まさか、今年も、病気に!?と、思ってしまいました笑
可愛いですけど、なんだか、複雑ですね
熱中症気をつけます
たかはし まなぶ
(2017年7月11日 - 3:48 PM)ノブさま
暑い日が続きます。年を取ると暑さも鈍く感じるようになるそうです。私は屋外での作業時には日本手拭に凍らせた保冷剤を2個、首の動脈に触れるようにして巻いています。が、無理はしません。
さて、かわいい鳥の卵ですが、1個ということはすでに巣を放棄したかもしれません。カラスに襲われた可能性もありますが、この場合には卵すべてが被害にあっているはずです。今後、注視しながらお知らせいたします。