土壌分類名:腐植質厚層アロフェン質黒ボク土


タイトルから何やら難しい言葉が並びましたが、栗原第1農場の土壌分類名としての正式な土壌名です。ちなみにプティマンサンのある第2農場は「腐植質普通アロフェン質黒ボク土」ということになります。違いは腐植層の厚さだけということのようです。

つくば市内にある農研機構の広報誌「NARO,なろ」2018年No.7に特集が組まれ、土の性質がわかる全国デジタル土壌図として縮尺5万分の1の地図上に土壌図が全国展開しているというものです。細かな説明は実際にデジタル土壌図にアクセスすると知りたい個所をクリックするだけで分類名やその性質が詳細に把握できるようになっていますので、そちらに譲ります。(https://soil-inventory.dc.affrc.go.jp/)何とも便利なものができたものです。スマホなどからも専用アプリをダウンロードするとGPS機能により利用者の位置情報から土壌図にアクセスできるという優れものです。ぜひ、一度お試しください。

出典(農研機構情報誌、NARO)

いろいろな人と話をしていると「つくばの土壌はブドウに適しているのですか?」という質問を受けますが、明快な答えを用意していないので、場当たり的な回答をしてしまいますが、「土壌も含めてそれこそがテロワールです」というような訳の分からない回答となっていました。つくばのワインが何か国内のコンペで賞を取るようなことがあれば、証拠として示せるのですが、それも今後何年か先の話です。時間があれば、国内の有名なワイン用ブドウ産地における土壌をチェックして、その違いや共通点を見出すことは面白いことと思います。一定の傾向があるとすれば、「ワインの質は土壌で決まる」とも言えそうですが、そう簡単ではないような気もします。ワインの質に与える影響因子の数の多さはだれしもが認めるところです。

投稿者: Tsukuba Vineyard

土壌分類名:腐植質厚層アロフェン質黒ボク土”に対して2件のコメント

    ノブ

    (2018年5月11日 - 8:22 AM)

    こんにちは
    テロワールって、何なのでしょうね?
    今の時代においては、同じニュアンスのワインを、世界で同様に作れる醸造技術が発達していますし、、
    もしかすると、人が差別化したい為の一つの指針でしかないのかもしれませんね。

      たかはし まなぶ

      (2018年5月11日 - 10:06 AM)

      ノブさま

        私も同じ考えです。都合よく用いることができる言葉「テロワール」というのが現状ではないでしょうか?ワインの大御所からは叱られるかもしれませんが。基本は差別化するために用い始めたと考えています。ワインの質を数値化させて比較できないように、また各個人の嗜好もグレード付けできない以上「テロワール」は独り歩きします。私は食事と一緒に楽しめるテーブルワインを目指します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です