生食用ブドウ農家さんからから見ると少し遅くなりましたが、雨対策としてブドウの房に傘をかける作業を行いました。プティマンさんは白ワイン用ブドウです。赤ワイン用品種に比べ雨に弱い性質を有しています。傘をかけて少しでも雨に当たるのを防ごうという作戦です。樹は150本、2房/新梢、10新梢/樹、ということですので、単純に計算しても3000房、3000枚が必要になります。用意した傘は500枚。8.6円/枚という計算になります。全く足りないのは明らかで、作業後値段と品質、作業のやりやすさなどに関して参加された方々と意見交換を行い、以下の結論に達しました。1回限りの使用となることから在室はパラフィンコーティングした紙で十分であること、作業性能からすると正方形の紙にはさみを入れただけのシンプルな構造が値段の観点からも有効であり、ホチキス留めをすれば作業効率も上がるということになりました。夜ネット検索すると見つかりました。1円/枚という値段の安さでした。次回はこれを注文して作戦継続とします。
さて、作業終了後はジャガイモほりをしてお土産を確保。その後、手を洗ってアイス時間です。朝比奈家の花実(はなみ)ちゃんと岳(たける)君も参戦していましたので、アイスを手にして当然といわんばかりの岳君(写真1)です。
お子ちゃま二人は食べ終わるまでにアイスが解け始め、最終的には手にアイスを食べさせることになり、「手を洗いましょう」のお母さんの声で手を洗っています(写真4)が、岳君はすっかりしゃがみ込みズボンがびしょ濡れとなりました。お決まりのコースで、しっかり脱がされていました。かなり暑かったので、本人はこのまま頭から水をかぶりたかったのだと思います。
横浜から参戦してくれた伊藤さん(40歳過ぎ)が「行水ができるといいね!」といいましたが、本人も水鉄砲持参で次回には参戦したいようでした。お土産のジャガイモを袋に詰めてお開きとなりました。
笠懸後のプティマンサンの様子(写真5)、
そしてプティマンサンと今年植えたモンデベルド(白用ブドウ)の成長の様子(写真6)です。
参加された皆様、ありがとうございました。そして、残り2500房もどうかよろしくお願いいたします。定植2年目のマスカットベーリAも沢山房ができそうですので、こちらも笠懸してみたいと思います。傘は10000枚注文しようと思います。
「プティマンさん笠懸作業(7月2日)」に6件のコメントがあります
ノブ
(2016年7月6日 - 11:34 PM)おつかれさまでした
夏は暑いし、大変だと思います
頑張ってください
たく
(2016年7月8日 - 3:30 AM)プティマンさん? プティ・マンサン?
たかはし まなぶ
(2016年7月8日 - 5:17 AM)たくさま
Petit Mansengが正式名称です。ので、ご愛嬌とお考え下さい。よろしくお願いいたします。
たく
(2016年7月8日 - 5:33 AM)そうでしたか、無粋なことを言ってしまいました。
Onim
(2016年7月26日 - 11:53 AM)お久しぶりです。パラフィンコーティングの紙で笠がけとは名案ですね!実際に見に行きたいものです。
高橋
(2016年7月28日 - 12:43 PM)Onimさま
お元気にご活躍のことと思います。ご家族皆様お元気にお過ごしのことと思います。久しくコメントいただいていなかったので、気になっていました。そうなんです。生食葡萄農家さんは一般的に採用していますが、ワイン用葡萄ではあまり例が無いかもしれません。日本の梅雨時の高温多湿から葡萄を守り、病気を発生させないためには雨よけは必須itemと考えています。現実には500枚で中断しています。虫や病気に犯された果粒の摘出作業にはいたって不便な存在になります。収穫まではもう大丈夫となった段階での笠かけはかなり有効と思われますが、栽培技術が確立していない私にとっては、ハードルになりそうです。雨よけ技術は今後も作業効率や資金面での効率を考えながらのチャレンジが続くと思います。