サツマイモと秋桜

10月2日日曜日は久々に晴れました。9月は雨ばかりという印象が強く、休日に晴天に恵まれたことがなかったように思います。先週の収穫第2弾以降、残ったプティマンサンの様子を見ていました。スズメバチの襲来も思ったほどでもなく、購入したネットを張らずに、木酢液の噴霧で様子を観察していました。決定的な効果といえるほどではないにしても、スズメバチの存在を確認できていません。食害も限定的です。雨が降ると木酢液の散布効果も薄れるので、今後が心配です。

さて、気になっていたのですが、時間が取れずにいたサツマイモの救出作戦を実施いたしました。写真をご覧ください。手前4列に200本ほどの苗を植えました。

黒マルチ・高畝の効果は十分あったと思いますが、写真奥に見えるように雑草が背丈70～80ｃｍ程度まで伸び、しかも倒伏している状況です。こうなると草刈りは困難を極めます。サツマイモのつる（茎）を雑草から解放し、マルチの上部に乗るように整備しなければなりません。マルチの裾まで草刈り機を侵入させ、根こそぎ雑草をチップ状態にしていくからです。隣の畑の農家の方が見学に来ましたので、試し堀をしてみたところそこそこの大きさのサツマイモが育っていました。つるは貧弱でも、イモはある程度育っていることが証明されました。この農家の方が作る野菜類はまことに見事で、しかも誰よりも早く大きな実をつけるようにと知恵を施している様子があります。私は少しでもそのワザを盗もうと、積極的に声掛けをしてワザを解説してもらっています。ただ、私には決定的に時間が少なく、彼のように技を発揮することができないでいます。

秋も近しというこの頃ですが、コスモスが咲きだしました。台風で大きくなぎ倒されていたのですが、ようやっと咲だしました。写真をお楽しみください。

今月末か来月中旬までにサツマイモ掘りと収穫祭を企画いたします。それまでコスモスが残っていれば花を摘んでお持ち帰りいただければと思います。

今後年内の農場作業は大きく2種類あり、ブドウは有機肥料の施肥と防除関係、そして耕作放棄地の再生作業（草刈り、立ち木の伐採・抜根、土壌改良、暗渠、トラクターでの耕耘などなど）気の休まる暇はありません。しかし、皆に集まってもらい楽しくワインを賞味する時間は作りますので、今後のアナウンスをお待ちください。