スタブルカルチによる荒耕起から晴天が続いた9日金曜日から100馬力の大きなトラクターによるロータリー架けがスタートしました。
農場近くの農家さんに依頼して実施してもらいました。ロータリー幅は2.5mを超えています。夕方実施したため、写真は翌日の10日土曜日の朝の写真です。風の強い日で寒かったのですが、晴天で写真も良くとれています。写真(1)は南側の道路から撮影したもので、前回の荒耕起と比べると土の盛り上がりが少なく、きれいにロータリーがかけられているのがわかります。また、写真の左側が右側よりも白っぽく見えるのもお分かりいただけると思います。右側は腐植土層が厚いため黒っぽく、左側は粘土分が多いので、白っぽく見えています。
同じく写真(2)は倉庫までが映るように撮影したものです。筑波山がはっきりと見えています。
今後はユンボによる高畝の作業と単管の打ち込み作業がスタートします。年内に終了する予定です。
ここまでで全体の作業の約半分程度です。耕作放棄地の再生プロセスは長い道のりです。
「耕作放棄地の再生-その7」に2件のコメントがあります
ノブ
(2016年12月13日 - 4:49 AM)こんにちは
お疲れ様でした
まだまだ、長い道のり、頑張ってください!
質問なのですが、耕作放棄地というのは、結局、だれか、農業をしようとして、諦めた土地なのでしょうか?
それとも、農業に、元々適さないのでしょうか?
高橋
(2016年12月13日 - 10:59 AM)のぶさまへ
前者が正解です。この地域も1979年の一番古い航空写真を見るとほぼすべて開墾していたことがわかります。何らかの作物を植えて、畑として利用していたことになります。私がブドウを植えている土地はすべてこの耕作放棄地です。よって、HPでお知らせしているように、ブドウ定植のための作業を継続していることになります。まるで、北海道の開拓に入った私の父親に近いことを現在行っています。北海道はクマが出ますが、つくばはタヌキとハクビシンという違いはありますが。そして多くの機械化が進んでいる点も異なります。単純な比較はあまり意味を持ちませんが。