農場だより　２月１２日

昨日2月11日土曜日の番線張りが無事終了し、12日日曜日は農場内のこまごまとしたことを行いました。昨日と同じように快晴状態です。耕作放棄地の再生その-11で報告した雨水の自然浸透用穴には砕石を入れ充填しましたが、表面は砕石が露出していました。この部分から細かな土が入り込み、せっかくの浸透能力をそぐことになるとの指摘を亀田さんから受けましたので、早速防草シートを表面に張り養生としました（写真1）。この方式がどの程度雨水の浸透に寄与してくれるかは未知ですが、9日に降った雪や雨程度ではその効果は明確ではありません。今後に期待するところ大です。

昨日の昼食時にも話題となりましたが、冬のこの時期に屋外で飲食するのは大変気持ちよいのですが、陽がかげるとかなり寒くなります。昨日も午後1時半過ぎには皆ストーブの周りに集まり暖を取っていました。風をよけ、そして強い日差しも避けられる屋外設備が欲しいねと言い合っていました。運動会用のテントなどは日除けには最適ですが、風には無防備となります。金澤さんが家族でキャンプ時に使っていたダイニング用テントがあるので、それを試してみましょうということになり、早速10時過ぎに持ってきてくれました。二人で設営を行い、完成してみると大きさが3ｍｘ5ｍ程度の空間が余裕で確保でき、イス・テーブルを置いて10人程度の宴会はは楽勝そうです（写真2,3）。次回の3月19日予定の苗木定植時にはお目見えできると思います。

午後からはメルローの剪定と穂木の選定を行いました（写真4）。節の間（節間）がつまり、充実した手ごろな太さの枝を選抜し、4月まで土中にて養生して挿し木に用いるためです。

接木苗を購入できない状況を克服するには自分で挿し木を行うしか方法がありません。3月には接木用の台木品種３種類、合計90本の苗木が到着しますので、来年には自前で接木を行う予定です。将来を見据えた対策を講じておく必要があります。

風が強くなり、冷えてきたので、また昨日の久しぶりの作業の影響も考慮して午後4時前に終了することにしました。