連日20度を超える気温が続き、ブドウの芽も膨らみ始めました。写真は山ソービニオンです。
いよいよ本格的に忙しくなります。連休明けには芽欠きを行わなければならないと思います。今年は防除をしっかりと行い、べと病、黒とう病などからブドウを守り切らなければなりません。エンジン式の噴霧器はエンジンが付いていること、そして排ガスが気になることから、使用を限定的にしてバッテリー式に変更しようと考えています。防除は長時間の作業となりますので、できるだけ体の負担を少なくする必要があります。軽量化は重要なポイントです。噴霧器はスピードスプレーヤーという機械がありますが、あっという間に薬液が消費され、余分に空中散布してしまいがちです。よって、私は背負式の動噴に拘っています。葡萄樹1本ごとにノズルを操作してくまなく、丁寧に薬液を散布することができるメリットがあります。余分な散布が少なくなることで環境への負荷を少しでも減らすことができるメリットもあります。体力的に続くうちはこの背負式動噴で頑張ります。
さて、農場の一角にいろいろなものを植えました。既にジャガイモ、ニンニク(昨年10月)に植えました。花桃を倉庫前に、倉庫の西側には芝桜をうえました。
毎年増えてじゅうたんになることを願っています。栗原の先輩(80過ぎ、オサムさん)からいただいた島唐辛子、ししとう、青ナス、水ナスの苗38本をマルチ苗に移植しました。
翌朝の最低気温が4度という予報に心配しましたが、マルチのおかげで地温が高くなっており、問題なく成長を続けています。木々の芽吹きに大きな生命力を感じ、すがすがしさを強く感じています。カツオも鮮魚売り場に並び始め、春本番というところでしょうか?東北・北海道は連休明けごろに芽吹きが始まると思います。