9月10日　収穫第1弾実施

日中の気温は28度以上となり、かなり暑い中での収穫となりました。久々の厚さの中での作業となり、皆さん少し疲れたと思います。今日の収穫は「富士の夢」最終的には300Ｋｇとなりました。早速、作業の様子をお知らせいたします。第2農場に昨年定植した「富士の夢」ですが、大量のブドウの枝と房の重さで番線がたわんでいるのがわかります（写真1）。葡萄犬ピノノアールも参戦していました。見るからに暑そうです。収穫したのはこの2列ですが、草ぼうぼうの状態のままです。これはカラスからブドウを守るために敢えて草刈をしないでこのままの状態にしておいたからです。カラスは自分の背丈よりも高い草をかき分けて餌に向かう習性はありません。また、テグスなどの細い線にも大変敏感でアクセスしなくなります。カラスの習性を利用した作戦です。

そのよい例が次の写真（写真2）で、金澤さんが一人で収穫している右側のブドウ（ピノグリ）は下草をきれいに刈り取ってあります。今年はブドウの実をほとんどつけなかったので、カラスの襲撃を恐れる必要がなかったからです。

一人で黙々と作業している亀田さん（写真3左）、親子で話し合いながら作業をしている伊藤さん親子（写真3右）、

ピノ君のアップ（写真4左）、伊藤さんの次男・拓海？（たくみ、小５）君のどや顔（写真4右）、

ピノを連れて帰り支度の安達さん、池田さん（写真5）。

皆さん本当にありがとうございました。

そして、お昼ご飯タイム（写真6,7）です。献立はかぼちゃと玉ねぎのスープ、鶏肉キノコ炊き込みごはん、梅干しおにぎり、ジャーマンポテト、いんげんと豚肉の炒め物、キュウリの漬物と豪華でした。紙コップ一杯のビールは大変うまかったです。

午後４時には筑西市にある来福酒造の冷蔵庫へ運び込みました。仕込みは来週以降の予定です。「富士の夢」だけでは酸味が足りないので、「天恵の雫」を２割ほど混ぜて混醸する予定です。ひとくふうして、ロゼ風の作りにしようかと考えています。お楽しみに！