12月26日にとうとう「構造改革特区(ワイン特区)」認定が内閣府からなされました。新規就農時から市役所に特区のメリットを説き続けていましたが、今年9月にようやっと申請書類が提出され、内閣府からの質問・回答などの手順を経てついに認定されました。ここに至り、ワイナリー設立へのスタート台に立つことができました。というよりはワイナリー設立に向けマイルストーンを決め、着実に種々のハードルをこなしていく義務感が生じてきた、という認識を持っています。
ワイン特区の認定により、通常のワイン最低生産量が6000リッターから2000リッターへの緩和がなされます。これは設備面や就農3年目のブドウ収穫量からも歓迎すべき内容です。むしろこの基準緩和がなければ、私のような栽培技術力も十分でなく、資本力のない農家では一般醸造免許をクリヤーできないことになります。大変価値のある認定と考えています。
おめでたいことで浮かれてばかりも居られません。すでに来月は施肥の残り部分の実施や、2月の本剪定に向けた準備、緩んだ番線の張り直し、杭打ちの追加作業、新たな番線の設置など3月中旬の定植前にやらなければならないことが目白押しです。私一人でできることは限られています。皆様の協力なくしてこれら一連の作業は成り立ちません。与えられたチャンスに向かって一歩一歩実現に向かう覚悟でいます。皆様ともども、健康に気を付けながらしかも楽しくブドウ栽培の作業をこなしていく所存です。
「構造改革特区認定!」に1件のコメントがあります
ノブ
(2018年1月9日 - 12:43 PM)おめでとうございます
いよいよですね、、
絶えず夢を追いかける高橋さんに、いつも、僕も頑張らなければ。と、思わせてもらっています。ぜひ、お力になれることがありましたら、協力させてください。
ノブ