6月3日日曜栽培クラブの開催でした。時間を厳密に区切ってしまうと貴重な日曜日のタイムスケジュールの邪魔をすることになるので、都合の良い時間においでくださいということにしました。午前中に金澤さんが来られて、午後からは末永さん、須藤さん、安島さん、鹿野さんご夫婦、高橋(啓)さんが来ました。前回はメルローの間引き剪定でしたが、今回は富士の夢です。樹種によって巻きひげの絡み方、枝の柔軟性、枝の込み具合などの異なる要素を体験してもらうことにしました。間引き剪定の条件は一緒です。
農業者としては笑いものにされる、鳥の巣などが作られないよう、今年は頻繁に農場を回って歩いていましたが、しっかりとやられました。雉の卵です。鹿野さんの奥さんの足にぶつかりながら逃げた模様で、鹿野さんの悲鳴で皆作業を中断しました。
何と大胆にあまり草の密集していない場所に抱卵していました。雉が寝ている場所はたくさんあることを確認していましたが、しょっちゅう歩き回っているので、まさかこんなところで抱卵するとは思いもよりませんでした。メスが巣に戻ってくるか皆で心配しながらも作業を続行しました。
すでに間引き剪定が終了したところはきれいなシルエットを示しています。
陽が西に傾き倉庫に戻りながら作業の終わった後を皆で眺めていました。
4日の朝、出勤前に農場を確認すると昨日の場所で抱卵しているメスを確認することができました。良かったと心から思い、しばらくは富士の夢の近辺には近寄らず、間引き剪定の作業も中断せざるを得ません。困りましたが、第2農場の同様の作業を優先させるしかありません。まだまだ、農業初心者から脱することができないことのようです。