朝の気温が20℃を切り、まるで北海道に居るような感じでした。寝る時も窓を閉め切って夏掛け布団が欲しくなるような涼しい2日間でした。日中も気温が30℃以下、しかも雲が多いと来ていますので、屋外作業にとっては大変ありがたい天気でした。
ハクビシンが出没していることが分かりましたので、電気柵を設置しました。写真に写っているのは電源本体です。後ろの部分に支柱が見えますが、5m置きに設置しました。今年は第一農場のみとする予定です。
いよいよ収穫時期が近づいていますので、できるだけ迅速な収穫を行うため、腐果や未熟果を取り除くボランティア作業を募りました。この日、初めて参加された藤巻さんや延時さんに仕事内容を説明し、さっそく作業に取り掛かってもらいました。
久々に農場に現れたノブさん、そしてプティマンサンの余分な枝を落としている啓君です。
休憩をする前に、各種ブドウの糖度・酸度・香りを確かめてみました。先日の糖酸度計のデータはありますが、各自の感覚でブドウごとにどのような違いがあるのかを確認し、混醸の組み合わせについて議論しました。シャルドネもかなり熟してきました。糖、酸ともしっかりとしてしかも香りにpureさを感じさせるブドウです。
19日、日曜日も午後2時過ぎから摘粒と草刈り、今年定植した苗木の整枝作業を行いました。摘粒には午前中からお手伝いしていただいたともちゃんと光子さんも参戦していましたが、残念ながら写真に収まっていません。
この日も参加者皆さんと各種ブドウのチェックを行いました。議論の中心は酸度が落ちているメルローの酸度を上げるために、どのブドウを混ぜるべきかの議論が中心でした。候補に挙がったのが、バルベーラ、天恵、マスカットベーリーAの3品種でした。休憩後の甘いものを取った後では正確な評価ができないと判断して休憩前に圃場ツアーを行いました。
休憩のおやつはスイカです。今年のスイカは大変甘く、やはりブドウ味覚チェック後で正解でした。
後半戦もしっかりと行い、6時過ぎに本日のお土産である安芸クイーンを持ち帰ってもらいました。
お盆明けの貴重な土日の時間にも関わらず、作業お手伝いに来られた方々に感謝申し上げます。25,26日も同じような作業を第2農場にて行います。ご都合のつく方は是非参加してください。よろしくお願いいたします。