牡蠣殻石灰などの肥料を撒き、ロータリーをかけて秋植えの準備を午前中に行いました。地面が柔らかくなり、定植時の作業がかなり楽になります。定植は11月24日午前中を予定しています。番線を張り、植える位置決めをすれば後は定植するだけになります。
本日は栗原集落内のコメ農家さんからもみ殻を「好きなだけいつでも、持って行っても良い」とのお墨付きをもらっておりました。専用の袋にもみ殻を入れる金澤さんと延時さんです。二人とも、帽子、そして首にはタオルを巻いています。作業終了後、少し首の周囲がチクチクしましたので、小さなもみ殻が汗ばんだ皮膚に張り付いたことを理解することができました。二人にせっせと袋入れをお願いして、私は軽トラで農場まで運搬しました。
4往復しましたので、合計72袋を作ることができました。積み上げたもみ殻をご覧ください。2時間ほどの作業となりました。
もみ殻は定植後の苗木周囲に20cmほどの高さで撒き、さらにその上から古い茅を並べ、もみ殻の風による飛散防止とする予定です。冬季の低温による影響を抑え、かつ最終的にはもみ殻も茅も土の中に入り、土壌改良剤としての役目を果たすことになります。もみ殻も古い茅も産業廃棄物となりますが、このように利用することで立派な役目を果たすことができます。時間があれば、牛糞堆肥や糠などと混ぜ合わせ、有機の堆肥とすることもできるのですが、今はそこまでの設備と時間がありません。将来的には実現したい案件です。次回の作業は11月4日に堆肥と糠、そして牡蠣殻石灰を散布する作業を予定しています。