収穫後の作業として施肥と消毒の作業があります。既に来年の準備が始まっているということになります。消毒作業は第2農場、第1農場の大方を終了していましたが、一部残っていましたので、少し風が強かったのですが、14日水曜日に実施しました。午後からは延時さんがお手伝いに参加してくれ、大変スムーズに作業が実施できました。また、彼はプロのカメラマンですので、本日の写真は質の高いものとなっています。ただし、被写体には多くの問題がありますが。
土質の観点から結果として高畝にせざるを得なかった甲州の園芸ボルドーによる消毒作業です。スピードスプレーヤー(SS)の拡張ノズルを用いて散布していきます。今年植えた苗木ですので、樹体も小さく、しかも樹間2mとまばらな状態ですので、このように手散布しないと薬液が無駄になります。10m進んでは手散布を行い、またSSを10m進めてという作業の繰り返しです。
ここで、SSの運転者がいれば、この単純な作業の効率を格段に上げることが可能となります。SSの運転自体は小学生でも可能なほど単純化されています。延時さんにこのSSの運転手をお願いしました。夕方までかかるなと覚悟していましたが、運転手さんの出現で午後3時過ぎには終了することになりました。今年最後のSSの活躍ですので、タンク内をからにして水を入れ、固定ノズルを全開にしてフラッシング作業を行いました。風向きを考え、ブドウの樹に噴霧できるようにして実施しました。さすが、プロのアングルは絵になりますね。薬液で本体が汚れているSSは正月近辺できれいにクリーニングしようと思います。
延時さんがしゃがんで写真を撮っているなとは思っていましたが、このようなアングルで取っていたとは知りませんでした。まだ、タンポポの綿毛が残っていました。全く気が付きませんでしたが、何とも温かみのある写真となっています。ほっこりとさせるひとときの一枚ですね。