梅雨寒の中でのべと病の広がりは予想以上でありました。特に、甲州に顕著に表れ、今までの防除が通用しないのかと不安に駆られてしまいました。
多少の小雨でも作業を行う旨のメイルを出して、お手伝いに来てくれる方々の雄姿をご覧ください。金曜日午前中にお手伝いに来てくれた「きらりちゃんとまい君」のお母さんを紹介いたします。畝間に残った草刈りを、自走型のモアを使って行っていただきました。最初は少し不安気味でしたが、少しすると慣れて終わるころにはベテランの域に達していました。お見事です。
土・日も天気は雨のマークがついていましたが、作業を実施しました。いつものメンバーが集まってくれました。ブドウの手入れ作業を長らくお手伝いしてくれていますので、ほとんどの内容を経験済みです。3週間前に行ったメルローと山葡萄のハイブリッド「富士の夢」の摘心、整枝を行っていただきました。
私はブドウの樹の下の草が気になり、刈払い機で草刈りを行っていました。
この日は貝瀬さんと鹿野さんが写真を撮ってくれましたが、普段は作業に没頭するあまり、写真を撮ることなどすっかり忘れています。この両名が参加されるときには写真が残りますので、感謝感謝です。
日曜日は、背の高い内藤さんと一緒に第2農場プティマンサンの摘心を行いました。植木の手入れに使う剪定ばさみを用いて最上段の番線を超えた枝を落としていきます。そして、切った枝は畑から持ち出しますので、ブルーシートで集めていきます。この重要性を教えてくれたのはブドウ栽培の先生とも言える内海さんです。少なくとも病原菌のついている葉や枝をそのまま畑に放置すると、病原菌をばらまくことに等しいということになります。徹底した病原菌対策を行って初めて病気を出さない畑が実現することになります。今後も栽培方法のスキルアップを目指していこうと誓いました。