日に日にだめになるメルローを目の当たりにして、これ以上待っていたら収穫できるものがなくなるのではとの恐怖感にかられ、よい状態のメルローの収獲を急遽実施しました。今後収穫が望めないような摘粒でまばらになった房や、未熟果が多い房、糖度が上がらず黒ブドウではなく、茶葡萄となっている房などを摘み取りました。しっかりと黒ブドウ色をして、しかもブリックス糖度16度以上と思われる房の味見をしながらの収獲です。収穫後も厳しいチェックの目が待っています(写真左)。捨てた房150kg、出荷できる房20kg(写真右)というのがこの日の前半の仕事でした。
休憩後、後半は第2農場の富士の夢の味見からスタートです。Brixで16~18度としかも酸もしっかりとある、富士の夢とは思えない感じのいいブドウになっていました。多分、水曜日に収穫することになると思います。
続いて、モンドブリエ、シャルドネの摘芯と副梢とり、徐葉を行い、1週間後の収獲に備えた作業を実施しました。
10名を超える方々のお手伝いで一気に作業がはかどりました。
作業終了後にはアイスと勝ち割り氷でお茶やコーヒーを楽しみました。
ということで、一雨ごとに状態が悪くなる、しっかりとしないメルローをこれ以上置いておくことはできず、少しづつ収穫を実施することにしました。28日水曜日午前中にメルローと富士の夢の収獲を、そして9月1日日曜日にはモンドブリエとシャルドネの収獲を実施します。参加できる方は是非、ご検討ください。HPのお知らせにあるメルロー収穫はごく一部メルローで、主にモンドブリエになります。