9月9日朝4時ごろから雨が強まり、風も強くなり、外の樹は大揺れの状態でした。ブドウ畑はどうなっているか、松の杭は全滅かはたまた、何事もなかったかのように平然としているか。現実的には中間の状態である程度の被害を予想していました。軽トラのハンドルが取られるほどの風の中、恐る恐る農場に進入して、見た光景。
ブドウの樹(プティマンサン)も倒れてはいるものの、落ちている房はなく健気にも早く起こしてちょうだいと言わんばかりでした。
急遽、ジョイフルで足場単管(1.5m40本、3m10本)を購入していざ現場へ。単管を打ち込んだ後、なまし番線(10番)を二つ折りにして、シノで固定する作業を開始です1.5mの単管は容易に打ち込むことができますが(写真左)、長さ3mの単管は軽トラに脚立を載せ、その上での作業となります(写真中央、右)。
大変な作業でした。起こしなおした景色ですが、何とか元通りになり、収穫を迎えることができます。元気なプティマンサンもご覧ください。
第2農場は松の杭を用いているのはプティマンサンだけですので、3時間ほどの作業で修復が完了しました。第1農場もかなり被害を受けていますので、応援部隊の第2弾の到着を待ち、午後6時過ぎまでにほぼ修復作業を終了しました。
お手伝いに来てくれた方々に深く感謝申し上げます。農場に来てくれること、そのことがものすごい元気をもらえることになります。精神的に大きな支えとなっています。本当にありがとうございました。