師走に入り、あれよあれよという間に日が過ぎていきます。農場は台風被害の修復を含め、数多くの作業が残っています。その間にも井戸掘りを実施したりと、忙しさに拍車をかけています。15日、21日と番線張りや隅柱の斜め支柱による補強策などを実施しました。
具体的には垣根の端の単管には、当然のことながら中間の荷重が作用しますので、中間に向かおうとする力が作用します。隅柱はその力全てを受け持つことになりますので、今年の風台風15号のような強風時にはより大きな瞬発力が作用します。この力によって隅柱は中間地点に向かって傾くことになります。今回はこの傾きを修正し、補強する工事を実施しました(写真左)。長さ1.5mの単管を斜めに配置して隅柱に自在クランプにて固定します。斜めの単管の先端には専用の固定ベース(写真右、赤色に見える)を配置して耐力を高めます。
呼吸を合わせ、体力勝負の仕事になります。固定が終われば、土を戻して踏み固めれば終了です。
最後に、緩んだ番線を張りなおしていきます。参加人数が多いと、無駄口も多く、楽しい会話を織り交ぜた作業となります。
皆さん、作業内容には慣れてきていますので、準備した番線がなくなり、短時間での作業で終了しました。参加された皆様、ありがとうございました。