穏やかな1日でした。特に、午後からは風もなく、気温は低いのですが着込んでの作業ですので暑く感じるほどでした。剪定作業とは昨年実を着けた枝を切り、新しい枝(梢)を伸ばすための作業ともいえます。ブドウの樹本体からの芽吹きは昨年と同じ位置から芽吹くとは限らないので、昨年の枝の1~2芽を残して切断することになります。本日お手伝いしていただいた方々は既に何回かこの作業を経験していますので、最初に簡単にレクチャーしてから開始しました。ブドウの樹の選定としては最も単純な方法ですので、すぐにコツをつかむことができます。少し樹勢が弱かったり、枯れこみがある場合には予備の枝(長梢)も残すようにするのがテクニックとも言えます。このような場合には、他の方と意見交換をしながら実施したり、私に確認したりしながらの作業となります。合間にはジョークが飛び出し、にぎやかな農場へと変身します。この間の空気(雰囲気)がとても大事ですし、皆で作業をしているときの一体感を感じる時でもあります。休憩をはさみ、山葡萄から山ソービニオンへと選定作業は進んでいきました。休憩時には甘酒と紅茶が用意され、冬の気分も味わうことができました。作業の様子は以下の通りです。
剪定した枝はすべて焼却処分としますので、軽トラに積み込み、農場内の広い場所に集めます。