2020年3月から始めたオーナー制度を利用した栽培講習会も今回が12回目となり最終回となりました。とにかく、種々の手続きやワイナリー開設、醸造免許ほか目まぐるしく状況が変化する中での講習内容は不安だらけでした。
参加者人数が多く、しかも剪定・巻きひげ取り・草集め・芽傷いれと作業内容も豊富だったため、2グループに分けて、交代しながらの作業となりました。最初に第2農場のプティマンサンの場所に集合して、本日の作業内容と取り組み方法に関して説明をしました。最初は剪定のおさらいをし、第1班の作業が始まりました。同じく、第2班の剪定作業が続きます。
2月とは思えない気温ですので、1時間で休憩に入ります。暑い紅茶ではなく、冷たいお茶に変更しました。
この後の作業は巻きひげ取りを行いながら、芽傷入れにも挑戦してみました。時期的には少し早いかと思いましたが、このような技術もあることの紹介として実施してみました。
倉庫に戻り、今後について説明をして1年間の終了としました。時間のある時にはまた、参加したいという方が多く、連絡方法などの説明をして1年間のご協力に感謝申し上げました。
参加された会員の方々のモチベーションが高く、私が背中を押されていたように感じています。1年間参加された方々は、ワイン用ブドウ栽培に興味を持ち、実践的な作業を通して一段とワインへの興味が高まったように感じています。一大ワイン用ブドウ産地としての形成も夢ではありません。