剪定作業が終了して間もないのですが、週末から水揚げが始まっています。写真は山葡萄ですが、西洋品種よりも早く水揚げが始まりました。いよいよブドウ栽培の作業開始という感じになります。第1回目の防除、休眠期防除を急がなければなりません。黒とう病対策です。
週末は、支柱の松の杭が地際で細くなっているものを中心に補強工事を行いました。大ハンマーの使い方、なまし番線の扱い、そして“しの”の使い方に慣れてもらいました。松の杭は最初から2年間に定植したものに採用されています。その後は工事現場で使っている足場単管を採用しています。松の杭に比べ寿命が4倍以上長くなると思います。
3月末に定植するための場所を確保して、牡蠣殻石灰や草木灰を散布したのち、ロータリーをかけました。既存の畝間も一緒にロータリーかけを行い、硬くなった土を柔らかくし、空気を入れ、しかも地表面近くに展開しているブドウの根切りの効果も兼ねています。