2020年の7月、続く長雨で物置小屋に通じる道路はひどい泥濘状態となりました。道路はまるで堤防のような役割を果たしていました。今年はこのようなことの無いよう、剪定作業が終了したこのチャンスに暗渠工事に入りました。ユンボで地面を40-50ｃｍ掘削し、篠だけを引き詰め、
暗渠管を埋設し、もみ殻を敷き詰めます。
そしてユンボで土を戻していきます。
ユンボの作業以外は私一人で行いました。結構きつい作業です。写真からもわかるように良い粘土がほとんどです。多分、水を通す能力を表す透水係数は計測不能と思われます。現役時代には岩石の透水試験手法の開発や透水係数の圧力依存性を調べていましたが、この粘土は確実に計測不能で、まったく水を通さないといえる代物です。よくもこんなところにブドウを植えているものだと変に感心してしまいました。
春が確実にやってきています。月末の定植前にこのような土木工事が続きます。
