桜も散り始め、春が大急ぎで通過してしまうような印象を受けます。山葡萄の展葉もちらほら。
令和3年オーナー制の方々を中心に小公子の苗木200本を定植しました。人数が多いので、午前・午後の2回に分けて定植しました。雪深い秋田県横手市から届いた苗木を冷蔵庫内で保管して徐々にこちらの気温に慣らしていきました。最初にデモンストレーションを行い、手順を確認してもらいました。
その後は、実践です。初めての方もおりますが、2回目そしてベテランは何度も経験している人、様々ですが午前・午後各2時間程度で完了しました。
昨夜からの雨で、小公子の苗木も順調につくばの環境に慣れてくれると信じています。昨年の事例からも特にほかのブドウに比べると環境適応力が高く、問題なく成長してくれると思います。管理の面から樹幹を1mとして定植しましたが、来年は移植して樹幹を広げます。小公子の定植は今後数年間はありません。早く実が取れ、ワインを作れるようになるのを心待ちにしています。