台風の影響が必至と思われる中、黒とう病に弱い品種の簡易雨よけを設置するため、24日~26日にわたり、作業が急ピッチで行われました。作業内容は多岐にわたり、番線の上に飛び出た枝の摘芯、飛び出た枝を番線内へ誘引し、枝の密集をさけるために房のない枝や成長が望めない枝の取り除き、房より下の葉の除去、そして副梢の取り除きなどを行います。まったく、完全な脳トレ状態でした。参加された皆さんの奮闘ぶりをご覧ください。
1時間半以内に全体休憩を取りました。珍しいことに、たまたま、親子三人がそろいました。
さて、後半は念願の簡易雨よけの設置作業です。厚さ0.05mmのポリエチレンフィルムを40cm程度に切断して用います。房の上でホチキス止めをすれば完成です。初めての作業ですので、手順をつかむまで少し時間がかかりましたが、要領がわかれば作業は順調に進みます。
皆さんの協力に感謝して完成した雨よけの前で集合写真を撮りました。
終了前には午前の部と同じように皆で集合写真を撮り、作業の労をねぎらい、この雨よけが十分な効果を発揮してくれることを願いました。この写真には写っていませんが、午後からはプティマンサンの副梢取りを行ってくれたともちゃんと玲ちゃんもしっかりと参戦していました。
24日午前・午後、25日午前、26日午前・午後と参加していただいた方々に心から感謝申し上げます。横浜からバイクで来られた方、久しぶりにお会いする方、コロナワクチンの接種が終了して安心した表情を見せられる方、などなど個性豊かな友人に久しぶりに会え、何ともうれしくそして楽しい時間を過ごすことができました。参加されたすべての方々に感謝申し上げます。皆さんが帰られた後、私は完成後の消毒作業に入りました。雨に負けない路地ブドウを収穫し、おいしいワインを作りたい一心で。