8月第1週の農場の風景!


夏日が毎日、毎日続き雨が降り気温が下がることばかりを望んでいました。8月3日から7日までが職場の夏季休暇となり、連続9日間の畑仕事となりました。基本的には午前7時半ごろからの農作業スタート、午前11時から午後3時までの昼食・休憩・本業の仕事を少し、そして午後3時半ごろから午後6時までの農作業という毎日でした。この間、6日の木曜日は水戸市にて県庁の6次産業関連・産業振興関連の課長・室長さんたちとの懇談会があり、少ない予算で醸造設備を整えることを実践している国内の2か所のワイナリーの紹介を行ない、行政への要望などに関しても自己の意見を述べてきました。また、7日金曜日の夕方からは並木夏祭り会場係の反省会兼BBQを行い、かなり体力を消耗しました。お陰様で、8日土曜日午前中は二日酔いのため、冷房の効いた部屋で雑用をこなしていました。ということで、この間の農場の風景について作業報告と併せてお知らせいたします。

農作業の基本は第1農場のブドウ樹間の草刈りがメインです。そして、誘引・整枝・剪定の作業です。遅れている農作業を取り戻すべく、毎日飽きもせず同じことを繰り返していました。見てください(写真1))。

写真1どうですか、雑草に埋もれていないブドウの苗木は。いつでもこのような状態にあるのがベストです。来年からは草刈りがより楽になる工夫をしなければなりません。高畝を止め、定植時には穴を掘り、そして埋め戻し畑残体をフラットな構造にすれば、乗用型の草刈り機での作業が可能となります。ほとんどのブドウ農家さんはこのようにしていますので、遅ればせながら私もそれに従うつもりです。作業の第2は挿し木の伸びてきた苗を誘引・剪定するための作業です。小さな苗ですので、取り扱いも慎重に行わなければならず、思ったよりも時間のかかる作業となりました。写真2にありますように、畝間の雑草を取り、絡んでいる枝をほどき、巻きひげを切り、番線に誘引します。

写真2大きく伸びた枝のため、番線も高く設置する必要があり、そのための杭を打ち込む作業も必要でした。来年の定植のための土地を地権者さんの承諾を得、バロネスをかけてみました。セイタカアワダチ草が2m近くまで伸び、トラクターに乗っていても前が見えない状況の中、ものすごい音を立てながらバロネスは進みます。人間もしんどい作業ですが、古いトラクターにも過酷な作業だったようで、オーバーヒートしてしまいました。このまま継続することはトラクターのためにも良くないので、写真3のように中断せざるを得ませんでした。

写真3秋口になり、涼しくなったら残り半分を実施する予定です。その前に刈残した枝類をきれいに刈り込む必要があります。写真で見える刈り取った範囲は長手方向が140m、奥行きが20m程度です。

 

投稿者: Tsukuba Vineyard

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