師走も中旬に突入。来年以降の葡萄苗定植のための圃場整備に入りました。最初に行うべきは、耕作放棄地ですので、2m以上に伸びたセイダカアワダチ草やアカザ・シロザを刈り取ることです。
ご存知のようにアカザは杖の材料として有名な“奴”です。大変硬くなり、刈払機のブレードでは歯が立ちません。ココに登場するは写真(1)にあるような60馬力を超える大型トラクターでけん引している幅2mのハンマーナイフモアです。草を数cmの長さに短く刈り込んでしまいます。
第1農場北側の実施前(2)と実施後(3)面積は1500m2、
同じく第1農場西側の実施前(4)と実施後(5)面積は7000m2、
そして第2農場北側の実施前(6)と実施後(7)面積は2000m2と約3時間半の作業で合計10500m2の草刈りを終了しました。
直径7cm程度の樹ならば一旦押し倒して、このハンマーナイフで粉々にしてしまいます。本当に驚きの仕事ぶりでした。今後、これらの畑は木の根をユンボで抜く作業の後、石灰や堆肥・もみ殻などを散布し、その後ロータリーをかける必要があります。来年春に定植する本数が300本程度と限られているため、畑の優先順位をつけながら作業を少しずつ進める必要があります。
取り忘れのブドウが干し葡萄状態になっていました。