4月からは産総研の2号契約職員(テクニカルスタッフ)として勤務することになり、水曜日を休みにしました。したがって、月・火・木・金が勤務日なので、水曜日は湖畔亭の雑用を行うことにしました。朝7時半ごろから竹林に入り、枯れた竹の整理を始めました。孟宗竹がほとんどですので、枯れていても鋸での切断は苦労します。動かしやすいように3mほどの長さに切り、一定の場所に積み上げていきます。休憩を入れながら2時間ほど作業をしました。竹林の中での動きはゆったりと動くことが必要です。足元が悪く、傾斜地でしかも竹の枯れた枝は鋭く、皮膚は簡単に傷つきます。折れた竹はその先端が鋭利であり、また割れた竹もその端は鋭角にしかも鋭利にはがれやすく、油断すると大けがをします。シイタケの榾木にするクヌギ林と大きく異なり、作業では一番気を使う山となります。
しかし、ご褒美もあります。そうです、タケノコです。作業の最後に、奥の方の急傾斜面の枯れた竹を整理していたら、今年初めてのタケノコを見つけました。合計3本ゲットです。写真をご覧ください。立派なタケノコです。
初物はいつでも楽しいものです。早速、天ぷらと煮物を作り、満開の桜の下で取れたてのタケノコ料理を堪能しました。
1か月後には「またタケノコか、見飽きた!」ということになるのですが、心待ちにしていた気持ちからかおいしく感じました。
ついでに、湖畔亭の桜をご覧ください。しだれ桜は来週末が見ごろです。朱モクレンは終わりに近づきました。入り口から見た一番大きな桜です。
メジロが入れ代わり、立ち代りに桜の木にやってきて虫をついばんでいます。鶯の鳴き方も随分上手になりました。鳥たちも春を楽しんでいるようです。
「筍に遭遇!」に2件のコメントがあります
ノブ
(2016年4月10日 - 3:03 PM)綺麗ですね!
たけのこ、羨ましいです、、
いずれ、たけのこ来るから!と、まだ、お預けです笑
高橋
(2016年4月11日 - 12:10 PM)ノブさま
スーパーでは79円/100gという高価な値段がついていますので、いまどきの筍は貴重です。エグミも少なく、煮物も美味しく食べることができます。アク抜きは米ぬかと唐辛子を1本、じっくりと煮込んで放置してあら熱を取るのが良いようです。もちろん、他の方法もあります。お米のとぎ汁を使う方法もあります。春を堪能してください。