2025年に突入いたしました。ブドウ定植から10年を経過して、ワイナリー立ち上げから5年経過しました。法人であることから利益を追求するのは責務であることは十分に理解しています。が、しかし1個人として感動したり、素直に嬉しいと思われる出来事に遭遇するとこの場面に立ち会えて本当に良かったと感じます。昨年のクリスマス直前にいただいた、今年4月に小学校入学する「隊長」からのお手紙が私の宝物に一つ加えられることになりました。写真のようなお手紙で、心温まる筆跡と内容です。なんとも可愛らしく、彼の表情までをすぐに連想できる優れものです。事務室の机のわきに額にいれ、飾っています。本当にうれしいです。
さて、今年もすでに1週間が経とうとしています。第1農場では、剪定作業がスタートしています。12月までにトリミングと称して、粗剪定を実施していましたので、比較的楽に本剪定が実施できます。新規就農者のための圃場開拓の作戦を立て、実施をサポートしながら毎日を過ごしています。自分の圃場整理よりも神経を使います。近くで志を同じくしてブドウ定植を計画している人がいることは勇気づけられます。毎年このような方が現れる喜びもありますし、土地斡旋の責任も強く感じます。年末から多少寒くなっていますが、気温が上がるころには水を上げ、芽が動き出すのではないかと不安も抱いています。今年も作業をお手伝いしていただく多くの方々と良いブドウとおいしいワインつくりを目指していきます。写真は12月29日に実施された常陸秋蕎麦&ワイン会の一コマです。1昨年に続くイベントですが、定着すること間違いなく、参加者一同満足するイベントでした。