講習会転じてベト病葉取り競技会に!


14日、土曜日は第3回の栽培講習会の予定でしたが、早朝の圃場見回りでベト病が発生していることを確認し、急遽病葉取りにプログラムを変更しました。
ブドウがベト病にかかると、葉の表面がほぼ円形に色が緑から黄色に変色します。裏側は胞子の塊のように見え、白くなります。

この段階で病気にかかった葉を取り除き、圃場から持ち出しておくとさらなる蔓延を防止できます。そして、病気の進行を止め、予防する薬剤散布を速やかに実施します。今までの経験からするとこの対応が早いほど被害を最小限に食い止めることができます。ということで、ベト病にかかった葉の見分け方を覚えてもらい、早速葉の除去開始です。牡蠣殻石灰の空き袋を各自1枚持って突撃です。

第1農場をくまなく探索して、成果を競っているかのようになり、まるで病葉取り競技会の様でした。

本来実施する予定だった挿し木の現状を見てもらい、防除の話も少し織り交ぜてお話をしました。

急遽変更したプログラムで、説明の不十分さはありましたが、実践では大きな成果を上げてくれました。挿し木は21日土曜日に実施予定です。

投稿者: Tsukuba Vineyard

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