2月25日の農作業でお手伝いいただいた方々にイタリアワインの試飲をしていただき、人気のあるワインブドウ品種を探すということを書きましたが、本格的なお勉強をしたくなり、本を購入しました。札幌駅近くにある紀伊国屋で中身を見ながら選びました。一冊はその名もずばり「イタリアワインの教科書」イタリア駐在が長い方が著したものであり、まず最初に目につき、買うことにしました。
先日、好評だったワインの州とブドウ品種を早速調べてみました。手元に置いて、辞典のように使うことができます。2冊目は「イタリアワイン2017年版」―プロフェッシィオナルのためのイタリアワインマニュアルーということでこれもタイトルにつられた感がありますが、最新情報はこの本から拾うことができると判断しました。それにしてもイタリアにはなんと土着ブドウ品種が多いことか。
そこで、思い出したのがイタリアバローロの土産物屋さんで買い求めた「Mappa Dei Grandi Wini Itallani」というイタリア語の地図です。ピエモンテ州だけで28種類ものブドウ品種が列挙されています。紀元前2000年以上前からブドウ栽培がおこなわれていた土地柄か、イタリア語が読めない、ブドウ品種を聞いたこともないような名前がどの州にも登録されていて、圧倒的な勢いを感じます。日本との文化の違いを感じざるを得ません。
現時点で判明している好品種として考えているのは、白でGarganegaとVerdicchioの2品種です。国内でも通販でこの2品種のワインは2000円程度で購入できますので、各社のワインを楽しんでみようと思います。実際に味見をしてお勉強するのが何よりよく理解できると確信しています。