前日土曜日は早い忘年会を行い、参加された方々に1年間のお礼を述べました。翌日早々と作業を行いました。この日はBS・TV東京の取材もあり、できるだけ皆さんの露出をと考えた結果でした。寒い日なので、作業場所を第1農場に変更して、薪ストーブで暖を取りながら、お茶を飲んでから作業スタートとしました。主線のみの個所に新梢固定用の番線を張る作業を実施しました。
これまでに、苗木の周囲の草を刈っておきましたので、集めて燃やすことから作業スタートです。
地上から100,130,170cmに番線を張るように高さを抑える作業を行い、
14番線の太さの番線を張り、支柱にインシュロックで固定する作業を行いました。
この間、私はTV収録のために抜けていましたが、金澤さん、中島さんが駆けつけ合流して作業を実施していました。丁度、お昼時間までに作業が終了しましたので、お手伝いしていただいた方には鬼ゆずとサツマイモをお土産に持ち帰っていただきました。
「1年間ありがとうございました」と言った翌日に作業をスタートする強硬ぶりでした。参加された皆様にお礼申し上げます。年内はこのような番線張りを後2~3回実施いたします。
「12月1日 作業報告」に4件のコメントがあります
阿部英次
(2019年12月9日 - 3:12 PM)こんにちわ 初めてメールさせていただきます。 少しばかりおせっかいと思いつつインシュロックについて以下に記入させていただきます。 通常のインシュロックは太陽光(紫外線)により数年で劣化してしまいます。垣根作りにて番線に葡萄の茎を水平に固定されると思いますが、劣化しますと強風で支柱から番線が外れてしまう可能性が大きいと思われます。 ちなみに我家のソーラーパネルの電気配線がインシュロックで固定されておりましたが、3から4年で切れてしまい補修いたしました。
たかはし まなぶ
(2019年12月10日 - 7:44 AM)阿部英次 さま
貴重なご意見ありがとうございます。太陽光のインシュロックが一番対候性が高いと考えていましたが、3~4年しかもたないということを初めて知りました。ブドウ垣根における単管(φ48.6)へのインシュロックの採用は番線(今回は#14φ2.0mm)の固定用として開始しました。単管は10m置きに配置してあります。3mの単管を1mユンボでスターティックに押し付ける方法で地中に固定していきます。中間の5m地点には番線をひっかけるヒンジが着いた番線専用の中柱を50cm埋めて設置しています。よってインシュロックが受け持つ荷重はかなり小さく、あくまでも単管上の上下動を押さえる役目をはたしています。今年の風台風15号では、番線が相当緩みましたが、インシュロックの破断はありませんでした。ということで、私の設計では「1年持てばよし」ということで試しながら使用している状況です。単管用の固定専用具はありますが、相当高価なことから導入を見送っているという状況でもあります。安く、長持ちするものを探す過程でもあります。今後とも、何かお気づきの点があれば遠慮なく、どしどしコメントしてください。お互いの情報交換にもなりますので、何卒よろしくお願いいたします。
阿部英次
(2019年12月16日 - 3:48 PM)先にインシュロックの耐候性についてコメントいたしました。
返信を頂戴した後ネット検索いたしましたところ、ソーラー発電所で使用するインシュロックの耐候性は非常に高く、経年劣化による破断強度も10数年経過しても余り落ちないデータ等から、混乱させるような誤ったコメントを差し上げ大変失礼いたしました。
我家のソーラーパネルの配線結束用にに使用されたインシュロックは耐候性の無いものであった可能性が高いようです。 パネルはシャープ製、施工はセキスイハイムであったので信頼していたのですが、通常のインシュロックを使用した模様で残念に思った次第です。
冬季は剪定、病害虫防除・・・・、等々ワイナリー特有の作業が沢山有ります。 これから北西風が強くなりますので、お風邪を召さぬようお体ご自愛ください。 来春の芽だし楽しみにしております。
高橋 学
(2019年12月16日 - 5:38 PM)阿部英次 さま
わざわざ調べていただき恐縮です。番線の固定だけでなく、水一つをとっても右往左往する有様です。現在は防除に必要な水も「もらい水」している状況で、今後解決するための井戸掘りを決意した次第です。これも万全という訳ではなく、ケーシング内にストレーナ経由で入り込む砂の排除を行わなければなりません。そのためのエンジンポンプを今朝ほど発注しました。一つのことを目的に動き出すと二つ以上のハードルが存在して、という繰り返しです。ここは我慢して通過しなければと自分に言い聞かせています。解決しなければならないことは山のようにありますが、優先順位を決めながらそして予算の具合も判断しての実施となります。今後とも、よろしくお願いいたします。お時間のある時に、是非農場においでください。では、また。