3月15日、日曜日は久しぶりの作業で10名もの方がお手伝いに来てくれました。第2農場の30a(3,000m²)に既に単管を打ち込んである圃場に主番線(#10、直径3.2mm)を設置しました。番線の総延長は1400m程度となります。皆さん慣れたもので1時間ほどで完成です。第1農場へ戻り、Tea Timeとなりますが、行弘さんのお土産のケニヤ産紅茶を飲みました。話題は、やはりコロナウイルス関連です。後半は第1農場の巻きひげ取りが残っている部分や枝を主番線に固定する作業を実施しました。大勢で動くとなぜか楽しくなるのは私一人でしょうか?
17日および18日の午前中は風速が1m程度と農薬散布にはいいコンディションです。休眠期防除の定番、石灰硫黄合剤(10倍、原液18ℓを180ℓの水で希釈)の散布です。これは石灰と硫黄が主成分ですので、殺菌作用が強く、特にハモグリダニの発生にはこれが最も効果的です。ダニ殺虫剤もあるのですが、高価でしかも効果も限定的であることから採用しません。少しでも環境への負荷を減らしていきたいと考えています。
午後は用いた機械を洗浄したり、ノズルやタンク内に残っている薬液をフラッシングしたり、高圧洗浄機を試運転してと何かと時間を取られました。いよいよ本格的なブドウ栽培のスタートとなります。山葡萄は芽が大きくなり(写真参照)、水を揚げていることも確認しています。ヨーロッパ系ブドウの芽はまだ硬いままです。
「山ぶどうの芽!」に2件のコメントがあります
ノブ
(2020年3月20日 - 9:42 AM)こんにちは
今年の栽培は、天候に恵まれグレートヴィンテージとなることを祈ります
高橋 学
(2020年3月23日 - 9:06 AM)ノブ様
ご声援ありがとうございます。ワイナリー建設も進み、いよいよ自前での醸造に入ることができます。大変不安ですが、ブドウのポテンシャルを引きだせるよう、頑張りたいと思います。そのためにも、品質の高いブドウ栽培が必須となりますので、全力で栽培に向かいます。