前日の晴天とは打って変わり、日曜日は肌寒く、しかも10時半ごろからは小雨状態、11時ごろからは本降りに近い状態での定植作業の残りを実施しました。集まってくれた10名ほどの方々は濡れながら、泥だらけになりながらの定植作業を黙々とこなしてくれました。結局午前中だけで200本ほどのバルベーラを定植することができました。ただただ頭を垂れ、感謝するのみです。これで、予定していた600本以上の定植が完了です。プティマンサン400本、バルベーラ220本です。お手伝いいただいた方々に心からお礼を申し上げます。この樹からできたワインは、まず最初に定植に参加された方々に試飲していただきます。3年後、必ずお声を掛けますので、今しばらく待ってください。
午後からも小雨状態は続き、寒いので、軽トラの中で定植の作業を振り返り、ノートを着けていました。後片付けも道具類が泥だらけとなっていることから晴天時に高圧洗浄機で洗いながら道具じまいをする必要があります。午後3時半ごろから晴天となり、ワイナリーの棟上げの準備が本格化しててきました。レッカー者を呼んでいる以上、簡単に雨で中止ということもできず、冷たい雨の中でも作業を継続していました。
午後5時を過ぎて辺りは夕焼け空に染まりながら、棟上げ式の準備が始まりました。神主さんからいただいたお札に日付を入れて完成します。これを棟の中央に設置して神事が始まります。祝詞を挙げ、お酒を棟にあげて神事は終了です。
下に降りて、職人さんたちとお神酒を酌み交わし、三本締めをして工事の安全とワイナリーの完成を祈念します。やはり、気持ちが引き締まります。日本人だなーと感じてしまうひと時でした。
棟から見える農場の景色も美しく、晴れ渡った空に筑波山や宝匧山も位置してなかなかのロケーションと感じました。