梅雨空でもしっかりとセイベル(アメリカ系ワイン用品種)が色づいてきました。軽い感じのワインになるブドウ品種ですが、私は好きで植えています。昨年は「明日当たり収穫しようか」と考えていた翌日、見事にハクビシンに食されていて、唖然としたものです。
山ソーも一部色づいてきましたが、ジャングル状態となっています。7月11日の週から整枝・摘芯に入ります。皆さんの応援待っています。
さて、昨日7月3日は第6回栽培講習会として雨よけの設置を含むブドウの手入れに関して実践しました。朝から小雨状態でしたが、ブドウの成長は待っていてくれませんので、またいつも天気の良い状態での作業が可能というほど甘いこともありませんので、小雨決行として実施しました。高畝甲州(下写真1)、シラー(下写真2)、ヴィオニエ(下写真3)と整枝・摘芯・房周りの徐葉などの作業も並行して実施しました。
午前2クルー、午後1クルーでの実施となりました。雨よけの設置は3人一組で編成し、フィルムを展開する人2名、そのあとを追いながらビニールの頂点をホチキスで留める人1名の構成です。週3日の作業で熟練の域に達している方、初めての作業でホチキス留めに苦労している方、みな力量に合わせて作業をこなしていきました。
甲州の一部の樹、メルローは全体的に道路側に近い列の房にベと病が散見されます。雨よけで進行が遅くなることを願っています。今後、ベと病果の取り除きを毎日実施していきます。