第7回栽培講習会&昼食会


久しく講習会を開催していませんでしたが、剪定の時期となり重要な栽培技術ですので、講習会を開きました。約20名の方が集まり、第2農場の令和2年に定植したプティマンサンの剪定作業を実施しました。慣れた方には先行して剪定のみを実施してもらい、なれていない方には、芽の数え方や配列などを覚えていただき、その後2芽剪定を実施しもらいました。昨年の芽が飛んでいるときの対応や徒長枝の処理方法なども覚えていただきました。休憩後は先行して剪定してもらった枝を巻きひげを切り取り、番線から外す作業、そして穂木として選別する方法などを実践してもらいました。最後に挿し木枝の状況を確認して、個人で栽培する際の挿し木の重要性も理解してもらいました。

ここまでが講習会の様子ですが、本日は野口さんから苗の状態で頂いた桜島大根の味見会を、猪肉ベースの鍋で食する昼食会を企画していました。金曜日に中野さんの畑で張り出し作業を実施しました。

胴回りは堂々の96cmになっていました。大根ではなく、大きな蕪という感じです。重さは個人の感覚ですが、10Kgは超えていたかと思います。そして、鍋に1/4用いた後はこんな感じです。

少し早く終了した講習会参加者は、鍋の周りに集まり、まだかという雰囲気で待っています。中には両手を合わせ、どうかおいしい鍋になりますように(?)と拝んでいる人もいるほどでした。猪肉も下味が付けられ、ラフテー並みの質感のおいしい肉に変身して、それはおいしい桜島大根鍋となっていました。栗原米と隼人瓜や大根の漬物というシンプルですが、どの食材も存在感を主張し、おいしい昼食会となりました。みな、大満足で鍋は完全に食し切ってしまいました。めでたし、めでたし。

・・ということで、後片付けをしていたら、なぜか忘れられたベビーカーが1台。さすがに、お子さんは連れて帰られたようですが。

楽しい1日を過ごすことができました。参加された皆様、準備作業をお手伝いしてくださった方々にお礼を申し上げます。

投稿者: Tsukuba Vineyard

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