4月29日第3回栽培講習会&ワイン会の開催!


20名以上の参加者のもと、第3回の栽培講習会を実施しました。成長著しい小公子の第1番線への誘引と新しい巻きひげを取りました。巻きひげは、つる性のブドウにとっては自身を固定するための必須の身体の一部ですが、緑色をしている今の状態は片手でも簡単に取れる柔らかさですが、これが冬場になると木質化して番線から外すのに大変苦労します。いま、グリーンの状態で除去しておけば、冬場の厳しい作業から解放されます。また、病気の予防の観点からもこの段階での巻きひげの除去は重要です。休憩前には、富士の夢の芽欠きも行いました。初めての方も居りましたので、あまり面倒なことは言わず、うっそうとして混んでいるなと思う部分について、花穂のついていないもの、真下から出ているもの、弱いもの、などの基準で芽を落としていき、空間配置としてバランスの照れた状態にすることですと説明しました。恐る恐る行っていましたが30分もすると慣れてきていました。休憩後は、刈払機で下草を刈るグループと山ソーの芽欠きをするグループに分かれての作業再開です。下草狩りは6台の刈払機で実施したため、本当に早くスムーズに作業することができました。早めにあがり、ワイン会の準備に入りました。以下では、その様子をご紹介します。
参加人数も多く、素材も多かったことからコンロを2台にして焼き方スタートです。1台のコンロにトングが見事に3個突き刺さっています。この状態ではうかつに声をかけられませんね。「まだですか?」なんて言おうものなら叱られそうですね。食材はなかなかのもので、筍5本を火に直接おいて焼き上げた焼き筍は絶品でした。

イワシ・スルメイカ・手羽元・鳥手羽・鳥胸肉、鳥串(ボンジリ、セスリ)、お餅、焼きあがった食材は専用のテーブルに並べられますが、あっという間に空になっていきます。このテーブルに持ち込まれる前から、半分程度は姿を消していきます。国産豚のスペアリブ、イベリコ豚の肋骨周りのサガリと焼き方のクライマックスを迎えます。

この段階ではほとんどの方が2021赤か2021山ソー、同じく2021富士の夢を飲んでいました。喧噪状態から少し距離を置いてブドウ側から眺めるとこんな感じになります。

また、終盤には焼き上がりの食材に群がる状態から落ち着きを取り戻すとこんな感じです。

このほかにも、焼きおにぎり、パンでは岩塩が利いたホカッチャ、レーズンパン、餡イリスポンジケーキ、手作りコンニャクのスパイシー炒めなどはすべて「ともちゃん」の作品です。私はこれらの食材の半分も食べていません。作業よりも体力を消耗したBBQだったかもしれません。とにかく、楽しいワイン会でした。
作業後のワインや数々の食材、一緒に参加した人との語らい、談笑と楽しい時間を過ごすことができました。今後、毎月企画したいと思います。ぜひ、おいでください。

投稿者: Tsukuba Vineyard

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